Minecraft Java Edition サーバ構築 ~Windows 編~(Forge非対応)

2021-08-08Minecraft,Windows,環境構築

今回は Minecraft Java Edition のサーバの構築の仕方 ~Windows 編~ の一環として Minecraft 1.17 のサーバのダウンロードと構築の仕方について説明していきます。

まだ Java SE 16 をインストールしていない方はこちらから

Logo of Java
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ダウンロード

まずはサーバのファイルをダウンロードします。ダウンロードはこちらから。

そして、サイトに入りましたら、赤い丸のところをクリックしてダウンロード。

ダウンロードしたら、サーバ専用のフォルダーに入れてください。フォルダーの中はサーバファイル以外は何もない方がいいです。(私の場合はドキュメントのなかに minecraft server というフォルダーを作りました。)

構築

初期設定(初回起動時の操作)

次に、上のバーのフォルダーのアイコンをクリックして、「cmd」と入力してエンターを押してください。

すると、このフォルダが開いた状態でコマンドプロンプトが開かれます。

ここに、java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar nogui とコマンドを打ってください。

※ファイル名は server.jar ではない可能性がありますので、違っていた場合は直してください。

※ファイル名が正しい場合は下のようなエラーが表示されるはずです。

エラー

このエラーの内容は、「EULA に同意していないから起動できないよ」という意味です。

一回実行しましたら、もう一回さっきのフォルダーを開いてみてください。ファイル二つとフォルダー一つが追加されていますね。

まずは eula.txt を編集します。まずはこれに同意します。どうやって同意するのかというと、まずはファイルをメモ帳などで開いてください。

すると、こうなっているはずです。

どうしていない状態

見ての通り eula が false(同意しない)となっていますので、この false を削除して、 true に直して保存します。

同意した状態

※保存し忘れに注意

直しましたら、もう一度さっきのコマンドをコマンドプロンプトに打ち込んでください。

すると、今度は正常にサーバが起動するはずです。

もしも、こんなウィンドウが表示されましたら、アクセスを許可してください。

Windows ファイアウォールの警告

サーバを止める

サーバを止めるにはコマンドプロンプトで Ctrl + C を入力すればできます。

その他の高度な設定

サーバの設定

サーバで、難易度などを変更するときはゲーム内でも変更できますが、実はサーバの入っているフォルダーの中に生成された server.properties というファイルを編集することによっても変更できます。

また、このファイルを編集することによって、サーバの人数制限を変えたり、その他の細かい設定もできるようになります。

実際に一部の設定を紹介します。

※設定の書き方:設定では、=を挟んで左に設定の名前、右に設定設定の内容を書きます。

※ true は許可、 false は許可しないという意味です。

コマンドブロック

コマンドブロックを許可するかどうかです。設定の名前は enable-command-block です。

ワールド名

ワールドが入っているフォルダーの名前を設定するところです。設定の名前は level-name です。

特にこだわらない限りはデフォルトのままにしてください。

ゲームモードの強制

プレイヤーのゲームモードを変更できないようにするかの設定です。設定の名前は force-gamemode です。

難易度の設定

ゲームの難易度の設定をします。設定の名前は difficulty です。

プレイヤーの許容量

ワールドに入れる最多のプレーイヤーの人数を制限します。設定の名前は max-players です。

OP権

このサーバのワールドに入っているプレイヤーに OP 権を与えることができます。与え方は、コマンドプロンプトで起動して、起動が完了したら、op {player_id} と入力します。({player_id} には OP 権を与えたいプレイヤーの ID を入力してください。)

ただし、プレイヤーがこのワールドに入った状態でこのコマンドを実行してください。

プレイヤーが入っていない状態で実行してもエラーになります。

GUI モード

Minecraft Server は GUI モード(ウィンドウ)で起動することができます。それは上の java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar nogui から最後の nogui を取り除けばできます。

つまり、java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar とコマンドを入力すればできます。

まとめ

以上が今回の記事の内容でした。

サーバを起動すること自体はあまり難しくなかったと思います。ですが、次のポート開放で多くの人がつまずきます。なぜかは次の記事にて説明します。

Minecraft Server 構築 (Windows) のシリーズはこちらから。