Java SE 16 インストール ~Windows 編~
今回は Minecraft Java Edition のサーバの構築の仕方(Windows 編)の一環として、Windows に Java (Java SE 16) をインストールする方法を解説(というほどではないが)します。
私の画像では英語表記ですが、日本語表記の場合で解説します。(違ってたらすみません。よろしければ一番下にあるコメント欄にてお知らせください)
えー最初からなんなんだってことですが、管理者権限のない人はほかのサイトを見てください。このサイトでは管理者権限がある前提で進めていきます。

環境
- Windows 10
- ブラウザ
必要なものをダウンロード
まずは、Windows 用のインストールプログラムをダウンロードします。今回は利便性のために JDK (Java SE Development Kit) をインストールします。JDK についての詳しい説明は今回は省きます。もしも覚えていたら、JDK についての記事を書こうと思います。
インストールプログラムはこちら、
https://www.oracle.com/java/technologies/javase-jdk16-downloads.html
からダウンロードします。
今回はこの記事を書いた現時点(2021/07/26)での最新バージョン JDK 16.0.2 をインストールします。
このサイトを開くと、英語の文章がずらーって出てきますがあわてないでください。上のいろいろな英文は気にしなくてもいいものです。
下にスクロールして、このような表が出てきましたら、赤い丸で囲んだものをダウンロードしてください。
これは Windows (x64) 用のインストーラーをダウンロードするということです。

下のソースファイルをダウンロードしてもいいですが、少し複雑なので、あまりお勧めしません。でも、一応実行ファイルが使えない方がいるかもしれないので、そのインストール方法も解説しようと思います。(慣れれば数分でインストールできます)
インストーラでインストール
では、まずインストーラーのパターンからです。先ほどの赤い円で囲まれたリンクををクリックして実行ファイルをダウンロードします。
このようなウィンドウが出てきたら、チェックボックスにチェックを付けます。内容は利用規約みたいなものに同意しますか。ていうものです。

ダウンロードする場所はどこでもいいです。
ダウンロードし終わったら、そのファイルを開き(実行し)ます。
すると、「~にディスクの変更を許可しますか?」的なものが出てきますのでそれを許可してください。
出てこなければ、タスクバーを確認してください。このようなものがありましたらクリックしてください。そして許可してください。
許可したら、下のウィンドウが開くと思います。

「次へ」をクリックしてください。

そうしたら、下のような画面に切り替わります。
これはインストールする場所を指定する画面ですが、デフォルトのままでいいです。

「次へ」をクリックするとインストールが始まります。

インストールが終わったら閉じてください。
「次のステップ」を押すと、ドキュメントが開かれます。興味のある人は読んでみてもいいです。

これでインストールが終わりました。
つぎは、きちんとインストールされているかチェックしてください。
ソースをダウンロードしてインストール
ダウンロード
今度はソースコードでインストールする方法を解説します。
まずは、先ほどのサイトから青色で囲まれたリンクをクリックしてソースをダウンロードします。

こちらも同様に利用規約に同意します。

そして、ダウンロードしたら、展開します。
展開
では、ダウンロードしたzipファイルを開きます。
それを開いたら上にある「すべて展開」をクリックします。

それをクリックしたら、こんなウィンドウが出てきます。その中のパスを C:\Program Files\Java に変更します。(\と\は同じですが、フォントによって表示が変わります)
変えたら、下の「展開」をクリックしてください。

するとこのウィンドウが表示されると思いますので、「続ける」をクリックしてください。

すると展開が始まります。

展開が完了したら、そこに jdk-16.0.2(記事を書いた現時点でのバージョン)があるか確認してください。

正常に展開が完了しましたら、次はパスを通します。
パスを通す
次に、コマンドプロンプトからコマンドとして Java を使えるようにパスを通す(環境変数を設定する)という作業をします。詳しく説明すると、コマンドプロンプトに
「個々のディレクトリに Java の実行ファイルがありますから、Java というコマンドが打たれたら、ここを参照してください」
ということを伝えられるようにする作業です。
では、まずは拡大鏡をクリックして、「ctrl」と入力します。すると一番上に「コントロールパネル」が出てくると思いますので、それをクリックしてください。

説明は省きますので、青い丸に沿ってクリックしていってください。




こちらが環境変数のウィンドウです。ここで、「新しい」をクリックして、JAVA_HOME という変数を定義します。これはさっき展開したフォルダの場所を示します。

青い下線には 「JAVA_HOME」
黄色い下線には「C:\Program Files\Java\jdk-16.0.2」(JDK のパス)
を入力します。
注意:パスの最後にはバックスラッシュを入れないでください
入力し終わったら、「OK」をクリックします。

そうしたら、正常に追加されたかどうか確認してください。

次に、PATH に JDK に入っている実行ファイルのパスを登録します。
実行ファイルのパスは、C:\Program Files\Java\jdk-16.0.2\bin にあります。なので、ここでさっき設定した JAVA_HOME を活用して、%JAVA_HOME%\bin というパスを入力します。
まずは「Path」と書かれた青い丸のところをダブルクリックします。(または、クリックして「編集」をクリック)

すると、このようなウィンドウが開きますので、「新しい」をクリックして、 %JAVA_HOME%\bin を入力してください。


そして、何回か「上に移動」をクリックして一番上に移動させます。


そうしたら、三回連続「OK」をクリックします。(OKをクリックしないと保存されない可能性があります。試したことがないので確かではありませんが)
そうしたら、設定やコントロールパネルすべて閉じても構いません。
きちんとインストールされているかチェック
まずはコマンドプロンプトを開きましょう。
タスクバーなどに固定していない方はまずは左下にある拡大鏡をクリックします。
そこで「cmd」と打ちます。
すると、一番上に「コマンドプロンプト」が出てくると思いますので、それをクリックしてください。

そうするとこのような画面が出てきます。(私のパソコンは相当いじってますので、フォントなどが異なる可能性があります)

ではここに java -version と入力してエンターキーを押してください。(Java のバージョンを確認するコマンド)
すると、こんなのが出てくるはずです。

もしも出てきたら成功ってことです。
まとめ
これで、あなたの PC で正常に Java がインストールされました。Java を勉強したり、Minecraft サーバを立てることができるようになりました!
この記事を書くのに六時間もかけてしまったな~
今回の記事で一番難しいのは、パスを通す作業です。インストーラでインストールした方はその作業をせずにも終わりましたが、自分でソースをインストールするときはパスを通さないとコマンドプロンプトから使えなんですよね。
じつは、今回のインストーラーというのは手動でインストール(自分でソースを展開してインストール)しているのと同じなんです。
インストーラというのは、だいたい
- ソースをダウンロード
- ソースを展開
- ソースを配置
- 実行ファイルのパスを通す
という作業をしているのです。だから、要は手動でのインストールをウィンドウ一つでできるようにしたものだったんですね。
以上が今回の記事でした!
これは、単独の記事でもあるし、Minecraft Server のシリーズでもあります。
Minecraft Server 構築 (Windows) のシリーズはこちらから。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません